こんにちは。みいです。
イスタンブール市内から空港まで、どうやって行こうか迷っている方も多いのではないでしょうか。
イスタンブールは公共交通機関がとても発達している一方で、選択肢が多いため、特に海外旅行に不慣れな方にとっては「どの移動手段が最適なのか」悩んでしまうこともあるかもしれません。
そこでこの記事では、2024年10月に実際にイスタンブールを訪れた体験をもとに、初心者の方でもわかりやすく、市内から空港へのアクセス方法を解説します。
あなたにぴったりの移動方法を見つけて、安心して空港へ向かえる参考になれば幸いです!
この記事はこんな方へおすすめ!
- イスタンブール市内から各空港への行き方を知りたい方
もくじ
イスタンブールには空港が2つある!
まずはじめに、イスタンブールには空港が2つあります。
空港によって場所やアクセス方法が異なるため、あらかじめ自分がどちらの空港を使うかを必ず確認しておきましょう!

イスタンブール空港(IST)
イスタンブール空港は、主に国際線が発着するヨーロッパ側にある新しい主要空港です。
空港コードは、ISTになります。
サビハ・ギョクチェン空港(SAW)
サビハ・ギョクチェン空港は、LCCやトルコ国内線が多く発着するアジア側の空港です。
空港コードは、SAWになります。
イスタンブール空港(IST)へのアクセス方法
イスタンブールの中心地から空港までは、約40〜50kmの場所に位置しています。
イスタンブール空港(IST)へのアクセス方法は、以下のような移動手段があります。
空港シャトルバス(Havaist)
Havaist(ハヴァイスト)は、空港シャトルバスで乗り換えなしに市内にある指定のバス停から空港まで直通で行くことができます。
こちらの公式サイトから近くのバス停を探すことができます。
Havaist(ハヴァイスト)の特徴
所要時間 | 約60〜90分(渋滞状況による) |
料金 | 900円〜1300円(路線によって異なる) |
チケットの購入方法 | Havaistのチケットカウンター/車内/公式サイト |
発着場所 | 全11路線を運行 |
Havaist(ハヴァイスト)のメリット
- 直接空港まで行ってくれること(乗り換えがない)
- 荷物を持ち運ぶ必要がない、預けることができる
- 主要観光地から出ている
Havaist(ハヴァイスト)のデメリット
- 渋滞に巻き込まれることがある
- 深夜早朝は本数が少ない or ない路線もある
- バス停までは荷物を持って移動する必要がある
イスタンブールの街中は、よく渋滞をしている印象があるので、必ず時間には余裕を持って行動してください!
Havaist(ハヴァイスト)はこんな人におすすめ!
- 時間に余裕がある人
- 乗り換えをあまりしたくない人
- 大きな荷物を運びたくない人
- アジアサイドに滞在している人
観光地の近くに滞在していて、飛行機までの時間に余裕のあるは、Havaist(ハヴァイスト)がおすすめです!
また、イスタンブール空港は、ヨーロッパ側にあるため、アジアサイドに滞在している人にもおすすめです。
メトロ
イスタンブールは主に「新市街エリア」「旧市街エリア」「アジアサイド」に分けられています。
先ほどもお伝えしましたが、イスタンブール空港(IST)はヨーロッパ側にあるため、アジアサイドに滞在している方は、フェリーでヨーロッパ側に移動する必要があります。
メトロの特徴
所要時間 | 場所による |
料金 | 初乗り:17,70 TL(≒79円)※ |
チケットの購入方法 | イスタンブールカードがおすすめ |
発着場所 | 最寄駅からの乗車がおすすめ |
※イスタンブールカードの初回発行料金は130TL(≒580円)かかります。
滞在中は、イスタンブールカードを持っておくととても便利です。
イスタンブールカードについてはこちらの記事を参考にしてみてください!
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メトロのメリット
- 渋滞が関係ない
- 新市街エリアからは乗り換えが1回だけ
- 駅の近くに宿泊先がある
メトロのデメリット
- 大きな荷物や思い荷物を持っていると大変
- 旧市街エリアやアジアサイドに滞在していると乗り換え回数が多い
メトロはこんな人におすすめ!
- 荷物があまり多くない人
- 新市街エリアに滞在予定の人
- 渋滞が心配な人
滞在先がメトロ駅の近くだったり、新市街エリアに滞在する方はメトロがおすすめです!
エリアごとの乗り換えについてはこちらの記事でご紹介しています。
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タクシー・配車アプリ
イスタンブールは、「Uber」や「BiTaksi」という配車アプリを使うことができます。
滞在中、1度だけ使用しましたが、操作はUberやGrabと変わらずに扱うことができました!
タクシー・配車アプリの特徴
所要時間 | 約45〜75分(渋滞状況による) |
料金 | 市内からの距離により変動 |
タクシー・配車アプリのメリット
- 荷物を持ち運ぶ必要がない
- 指定の場所まで来てくれる(配車アプリの場合)
タクシー・配車アプリのデメリット
- 渋滞に巻き込まれることがある
- 料金が高い
- 目的地を伝えなければならない(タクシーの場合)
- メーターの確認をする必要がある(タクシーの場合)
タクシーを使う場合は、トラブルにならないように乗った際、メーターがしっかりと動いているか確認してください。

タクシー・配車アプリはこんな人におすすめ!
- お金に余裕がある人
- ドアトゥードアで移動したい人
Havaist(ハヴァイスト)やメトロと比べると、金額は高くなってしまいます。
また、タクシーも渋滞に巻き込まれる可能性があるので、時間には余裕をもって行動してください。
プライベート送迎サービス
滞在先のサービスなどによっては、空港までの送迎サービスがあるところも。
もし利用したい場合は、滞在先のホテルなどに確認してみてください。
サビハ・ギョクチェン空港(SAW)へのアクセス方法
イスタンブールの中心地からサビハ・ギョクチェン空港(SAW)までは、約40〜50kmの場所に位置しています。
サビハ・ギョクチェン空港(SAW)へのアクセス方法は、以下のような移動手段があります。
タクシー・配車アプリ、プライベート送迎サービスを使う方は、イスタンブール空港(IST)へ向かう方と同じ内容になるのでここでは割愛します。
空港シャトルバス(Havaist)
サビハ・ギョクチェン空港(SAW)行きも同様に、空港バスのHavaist(ハヴァイスト)が運行しています。
Havaist(ハヴァイスト)の特徴
所要時間 | 約60〜90分(渋滞状況による) |
料金 | 約550円〜910円(路線によって異なる) |
チケットの購入方法 | Havaistのチケットカウンター/車内/公式サイト |
発着場所 | 全11路線を運行 |
Havaist(ハヴァイスト)のメリット
- 直接空港まで行ってくれること(乗り換えがない)
- 荷物を持ち運ぶ必要がない、預けることができる
- 主要観光地から出ている
Havaist(ハヴァイスト)のデメリット
- 渋滞に巻き込まれることがある
- 深夜早朝は本数が少ない or ない路線もある
- バス停までは荷物を持って移動する必要がある
タクシム広場の近くにあるHavaist(ハヴァイスト)のバス停からサビハ・ギョクチェン空港(SAW)行きを利用しましたが、渋滞にも巻き込まれずに到着することができました。
ですが、これは時間帯によって(特に通勤・帰宅ラッシュ)は、道路は混み合うのでご注意ください!
Havaist(ハヴァイスト)はこんな人におすすめ!
- 時間に余裕がある人
- 乗り換えをあまりしたくない人
- 大きな荷物を運びたくない人
- 旧市街エリアや新市街エリアに滞在している人
サビハ・ギョクチェン空港(SAW)は、アジアサイドにあるため、旧市街エリアや新市街エリアに滞在している人におすすめです。
メトロ
サビハ・ギョクチェン空港(SAW)の場合、M4のメトロがアジアサイドにあるKadıköy(カドキョイ)駅と1本で繋がっています。
アジアサイドに滞在している人は、フェリーを乗らずにそのままメトロを利用することができます。
一方で旧市街エリアや新市街エリアに滞在する人は、フェリーでアジアサイドまで移動する必要があります。

メトロの特徴
所要時間 | 場所による |
料金 | 初乗り:17,70 TL(≒79円)※ |
チケットの購入方法 | イスタンブールカードがおすすめ |
発着場所 | 最寄駅からの乗車がおすすめ |
※イスタンブールカードの初回発行料金は130TL(≒580円)かかります。
メトロのメリット
- 渋滞が関係ない
- アジアサイドからは乗り換えない
- フェリー乗り場からメトロのKadıköy(カドキョイ)駅は近い
メトロのデメリット
- 大きな荷物や思い荷物を持っていると大変
- 旧市街エリアや新市街エリアに滞在している場合、フェリーでの移動が必要
メトロはこんな人におすすめ!
- 荷物があまり多くない人
- アジアサイドに滞在予定の人
- 新市街エリアや旧市街エリアでも、フェリー乗り場に近い人
個人的に、時間に余裕があって、尚且つ、新市街エリアや旧市街エリアでもフェリー乗り場に近い人は、フェリーでアジアサイドまで行ってM4のメトロで向かうのがおすすめです!
まとめ
今回は、イスタンブール市内からイスタンブール空港(IST)とサビハ・ギョクチェン空港(SAW)へ向かう行き方をご紹介しました。
所要時間や料金は、利用する場所によっても異なるため、目安として参考にしていただければと思います。
イスタンブールは車社会なので、渋滞には要注意。
どの手法を使うにも、時間に余裕をもって行動するようにしましょう!
この記事が少しでも、お役に立てれば嬉しいです!